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石の民俗資料館でのコンサート

3/16(土) サクソフォーンとチェンバロのコンサート~伝説~無事終了しました。

指導している生徒たちをはじめ、地元よんでん文化振興財団のお偉い方々、広島大学の生徒たち、その他広島、岡山からと遠くから足を運んでいただき、髙松第一高等学校の先生方、ピアニストなどなどと来て下さりありがとうございました。あの方もあの方もという感じですが本当に来て下さりありがとうございました。

2石民


バロック楽器と近代楽器というこの組み合わせのコンサートは本当に珍しく、バランスも難しい組み合わせで、マイクを付ける演奏家もいると思いますが、生の音で挑みました。リハーサル風景です。
石民

1. ヘンデル / ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ 第1番 作品1-3 イ長調
(ソプラノサクソフォーンとチェンバロに)
第1楽章 アンダンテ
第2楽章 アレグロ
第3楽章 アダージョ
第4楽章 アレグロ
Georg Friedrich Händel(1685-1759) / Sonata for violin and basso continuo, Op.1-3 A-dur
1.Andante 2.Allegro 3.Adagio 4.Allegro

この作品はこないだ東京に行った際にヴァイオリン桐山先生に指導していただき深くこの作品を好きになりました。
わたしはサクソフォーンソプラノでシ♭管ですがヴァイオリン譜を使っておりびっくりされました。
はい、基本わたしは元の楽譜を練習の時から本番も使用しています。常に移調しています。
今回のコンサートはすべてサクソフォーンの作品ではないので、その楽器の譜面を使用しました。
自己反省はアレグロは、はしゃぎすぎたかな。アダージョがずれたのが少し残念だったかなと。


2. J.S.バッハ(?) / フルートと通奏低音のためのソナタ BWV1033 ハ長調
(ソプラノサクソフォーンとチェンバロに)
第1楽章 アンダンテ-プレスト
第2楽章 アレグロ
第3楽章 アダージョ
第4楽章 メヌエット1.2
Johann Sebastian Bach(1685-1750) (?) / Sonate Flöte und Basso continuo BWV1033 C-dur
1.Andante-Presto 2.Allegro 3.Adagio 4.MenuettoⅠ Ⅱ

この作品は大阪にてピアニスト蒲生祥子ちゃんとしていましたがチェンバロとは初めてで、フルートの砂山先生に指導していただきました。まあまあできました。

チェンバロ独奏3曲の間はかくれてました。


5. J.S.バッハ / オルガンのためのトリオソナタ 第6番 BWV530 ト長調 第1楽章 ヴィヴァーチェ
(ソプラノサクソフォーンとチェンバロに)
J.S.Bach / Triosonate Ⅵ BWV530 G-dur
1.Vivace
この曲ではやってはいけない譜めくりミスをし。。。撃沈戻れたので良かったですが残念無念。


休憩

ドレスからパンツスタイルに着替えました

6. パラディス / チェロとピアノのためのシチリアーノ
(バリトンサクソフォーンとピアノに)
Maria Theresia Paradis(1759-1824) / Sicilienne
バリトンは大きいです。
共演者の陽子さんもこの時初めてチェンバロとピアノを両方演奏する本番をされたそうです。切り替えが大変だったそうです。感謝
きっとバランスはこの組み合わせだと一番良かったはずです。

7. モーツァルト=キルヒナー / フルートとピアノまたはチェンバロのためのキラキラ星変奏曲
(ソプラノサクソフォーンとチェンバロに)
Wolfgang Amadeus Mozart(1756-1791) / Zwölf Variationen über ein französisches Lied "Ah, vous dirai-je, maman" nach KV265(300e)
12のバリエーションすべて演奏しました。そして、チェンバロの方は陽子さんがいろんな音色を巧みに操り
チェンバロのギアチェンジのような変換を行っておりました素晴らしかったです
本当にかわいらしい作品で大好きになりました。この作品は幼稚園でも演奏し、子供たちの顔を思い浮かべながらかわいく演奏しました。
またのだめカンタービレの漫画の中でも演奏されていたので一番知られていた作品だったと思います。

8. J.S.バッハ / 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 BWV1004 より シャコンヌ
(ソプラノサクソフォーン独奏)
J.S.Bach / Chaconne de la Partita pour violon seul BWV 1004
無事止まらず、息絶えず、つばにさえぎられる事件もなく吹き終わることができました。完。
この作品で本番はパリの国際大学都市日本館で、バンコクでは体調不良のため途中で息絶え失敗、クレメントで昨年夏と4度目の挑戦でした。この作品のためソプラノサクソフォーンを改造し半音下のラをつけました。ラがありよかったです。お客さん方にもよかったと言ってもらえました。この作品は帰国前にパリ音楽院のヴァイオリンの先生オリビエ・シャルリエ氏に3度見ていただき、こないだ桐山先生にも指導していただきました。お客さんに見守られ、音響のいい空間、山の上と神秘的な環境でこの作品を奏でられたことに感謝です。

9. J.S.バッハ / ヴィオラ・ダ・ガンバソナタ第3番 BWV1029 ト短調
(テナーサクソフォーンとチェンバロに)
第1楽章 ヴィヴァーチェ
第2楽章 アダージョ
第3楽章 アレグロ
J.S.Bach / Sonate BWV1029 g-moll 1.Vivace 2.Adagio 3.Allegro
最後の作品だけに気合です。
陽子さん、高松ピアノ工房蒲生さんをはじめ石の民俗資料館の方々に感謝し演奏しました。
テナーサクソフォーンは本当に響きがまるく、チェンバロとのバランスが一番合っていたそうです。
勇敢な逞しい作品で英雄的に奏でることを目標に陽子さんとの掛け合いもうまくできたと思います。

アンコールはメンデルスゾーンのチェロとピアノのための無言歌をバリトンサクソフォーンで演奏しました。
西洋音楽史の本を除いているとバッハの作品を再び掘り起し現在につなげたのがメンデルスゾーンと書かれていました。現代楽器奏者であるわたしがバロック音楽に、バッハの作品につなげてくれたのもメンデルスゾーンがいてくれたかなとロマン派音楽で幕を閉じました。

ご来場いただいた方々いろいろバランスの問題などあったかなと思いますが現代に生きる演奏家だからこそできた組み合わせです。バッハが聴いたらどう思うのだろうか。。。

またすべてサクソフォーン以外の作品だったので、フルート、ヴァイオリン、ガンバ、チェロ奏者方からあまりいい気はしないはずですし、ドン引きされたと思いますが、サクソフォーン奏者にも音楽の原点であるバロック音楽を奏でさせてください。お勉強させてください。

ご来場いただきありがとうございました。

82歳のおじいちゃまが撮影してくださった写真です とてもありがたいです
5石民
6石民
7石民
  1. 2013/03/18(月) 15:04:52|
  2. 未分類
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Author:Sプロジェクト
白井奈緒美 / Naomi Shirai
香川県生まれ。三木町立三木中学校、高松第一高等学校音楽科、くらしき作陽大学音楽学部音楽学科、パリ国立高等音楽院一等賞卒業。(公財)よんでん文化振興財団奨学生。同音楽院在学中フランスをはじめ、オランダ、スロベニア、中国など世界各国にてコンサートに出演。第四回アドルフ・サックス国際コンクールセミファイナリスト。卒業時にメイヤー賞受賞。パリ・ローレア国立管弦楽団サクソフォーンソリストを務め2008年帰国。ドイツにてK・シュトックハウゼンコンサートに2008、2009、2010、2013年と出演し全年演奏家賞受賞。以来、シュトックハウゼンのパイオニアとして、東京大学日本音楽学会主催コンサートにソロ出演、タイのバンコクで行われた第15回ワールドサクソフォーンコングレスで初演曲でソロ出演し好評を得る。2009年9月20日に帰国初リサイタルを開催し香川県を拠点に活動開始。2010年香川県文化芸術新人賞受賞。2010年より同級生ミーハ・ロギーナsax、李早恵pianoとトリオコンサート「パリからの便りin香川」ツアー開催。瀬戸内国際芸術祭初回にアーティスト千田豊実とエレクトロミュージックとライブペインティングにて参加し好評を得る。2010年10月10日「Sプロジェクト」設立記念リサイタルを開催。2009、2010年鳥取サクソフォーンクラブに講師、ゲストとして、招かれる。2011年東京混声合唱団ソプラノ太田真紀、ピアノ新垣隆、作曲家酒井健治らと「うた」コンサート高松公演がサントリー芸術財団推薦コンサートに四国初選ばれると同時に大阪、東京公演も好評を得る。2012、2013、2014、2015年日本クラッシック音楽協会より優秀指導者賞受賞。2013年第10回現代音楽演奏コンクール入選。
これまでサクソフォーンを横田糸子、故古庄孝行、冨岡和男、長瀬敏和、大城正司、クロード・ドゥラングル、ジャン・イヴ・フルモー、ジャン・イヴ・シュバリエ、エルワン・ファゴン、フィリップ・ブラッキャー、クリストフ・ボア、アルノー・ボーンカンプ、マルコス・ヴァイスの各氏に師事。室内楽をオーボエ奏者ダヴィット・ワルター、フルート奏者ミッシェル・モラゲス、ホルン奏者ジェンツ・マックマナマの各氏に師事。現在、Sプロジェクト主宰。瀬戸フィルハーモニー交響楽団サクソフォーン奏者。日本サクソフォーン協会会員。日仏現代音楽協会会員。公立学校音楽時間講師。
四国新聞記事:http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/culture/20100501000088

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